最近は幼い子供でもストレスなどで胃の不調を訴えるケースが増えています。ネキシウムなどの胃腸薬は有名で普及していますが、子供が服用しても大丈夫なのでしょうか。今回はそんな疑問を調査していきます。

ネキシウムは食べ物の摂取によって効果時間に影響は?

ネキシウムは、成分、エソメプラゾールと呼ばれる、消化性潰瘍治療薬に分類される薬剤です。
薬剤の作用機序としては、胃の壁細胞に存在する、プロトンポンプを阻害することで、胃酸の分泌を抑制することで、その効果を発揮します。そのため、プロトンポンプインヒビターとも呼ばれています。
ネキシウム服用と、食事に関することについてですが、ネキシウムは、服用において、食べ物のの影響を受けにくいとわれています。
食事の摂取により、薬物動態に影響はみられるものの、胃内部のPHへの影響は無いとの報告があります。そのため、薬物動態の変動は、臨床効果に対して、影響を及ぼさないと考えられ、効果時間にも影響しにくいと考えられます。服薬は、食事のタイミングを考慮する必要はありません。
また、ネキシウムは、服薬時間に関わらず、通常、1日1回の投与で、24時間、胃内部のPHを良好にコントロールすることが可能です。
ネキシウム服用中の食事に関しては、特に厳密な制限はありませんが、一つ、注意しておくべきなのは、ハーブティーなどにしばしば含まれている、セイヨウオトギリソウ、別名、セントジョーンズワートと呼ばれるものを含む食品類は、ネキシウムの代謝酵素を誘導してしまうため、薬剤自体の代謝が促進されて、血中濃度が低下してしまう可能性があります。薬剤を服用中は、ハーブ類の摂取は、控えた方が良いでしょう。また、アルコールの摂取に関してですが、アルコールは、薬剤の効果を強めてしまう可能性もありますので、アルコールと一緒に摂取されることもおすすめできません。
ネキシウムの服用については、食べ物に少し注意が必要な部分もありますが、ほとんど心配はありません。注意するべきことを意識しておけば、安全に服用できる薬剤です.